副業が当たり前になってきている現代では「副業をするかしないか?」という選択ではなく「どの副業をするか?」という選択に切り替わりつつあります。
私はサラリーマンとして働いている時期から、さまざまな副業に手を出してきました。
- Amazonでの輸入転売
- ブログアフィリエイト
- メルマガアフィリエイト
- 出張整体、などなど…
どれもそれなりに稼ぐことはできましたが、最終的には「Webライター」の副業を選び、独立するまでになりました。
本記事では、そのWebライターを副業で始める具体的なステップについて解説します。また、私が「副業にはWebライターが最高!」と思っている根拠となるメリットや、副業で月5万円稼ぐためのコツなどもあわせて解説します。
脱サラする勇気はないけれど副業で稼ぐ力を身につけたい方は、ぜひ参考にしてください。
Webライターを副業で始めるメリット5つ・デメリット2つ
冒頭で紹介したように、私はさまざまな副業を試した結果「Webライターが副業としてベスト!」と思えるようになりました。
ここでは、その根拠となるメリットを5つ紹介します。
また、メリットだけ紹介するのはフェアではないのでデメリットも2つ絞り出しました。ぜひなにかしらの参考にしてください。
メリット1:スキルや資格が不要のためすぐに始められる
Webライターは特別なスキルや資格を必要としないため、文章さえ書ければすぐにでも始められます。
サラリーマンや主婦をしながら副業を始めようとしたときに、スキルや資格を習得する期間があったらやる気をなくしますよね?
もちろん、稼ぐWebライターになるためには文章スキルや構成スキルを上げる必要がありますが、始めるためにはなにもいりません。
ちなみに、私はサラリーマン時代に副業で出張整体をやっていたのですが、始める前に半年間くらい整体の学校に通ってスキルと資格を取得しました。お金もかかるし働きながら学校に通うのはキツかったですね…。
Webライターにはそれらが不要なので、副業として気軽に始められるのはメリットといえるでしょう。
メリット2:仕入れや初期投資不要なためローリスクで始められる
稼ぎたいと思って副業を始めるのに、仕入れや初期投資でお金がかかると抵抗がありますよね。
Webライターはパソコンとネット環境があれば始められるため、初期投資は不要といっていいでしょう。Webライターに興味があるのにパソコンやネット環境がないのはちょっと考えづらいので。
初期投資でお金がかからないということは、もしWebライターをやってみたけど「自分には合わないな」と思ったらすぐに辞められるということです。つまりローリスク(ほぼノーリスク)で始められるメリットがWebライターにはあります。
ちなみに、私はサラリーマン時代にAmazonの輸入転売を副業でやっていましたが、仕入れ費用が毎月何十万円もかかっていたので、実際にいくら稼げているのかよく分からない状況になりました。しかも売れない在庫の段ボールが部屋を埋め尽くして、結構大変でした…。
Webライターは在庫も持たず、自分のスキルだけでゼロからお金を生み出せる点がメリットですね。
メリット3:会社にバレずに副収入を得られる
Webライターは自分の名前や顔が表に出ることがないので、会社に副業がバレる心配がほぼありません。
最近では副業OKの会社も増えてきていますが、それでもまだ副業禁止の会社も多いのではないでしょうか。YouTubeやブログで名前や顔を出していると、会社に副業がバレるリスクがあります。
実際、私の知り合いでも副業でネットビジネスをやっていて会社にバレた人がいます。結局クビにはなりませんでしたが、会社に内緒で副業をやる場合は注意するに越したことはないでしょう。
Webライターでも確定申告のやり方を間違えるとバレる可能性があるので、そこだけ注意が必要です。
メリット4:在宅ワークが可能なのでコッソリ本業の隙に…
Webライターの作業は在宅勤務が可能です。そのため、本業が在宅ワークメインの人は、本業の隙間時間を活用してコッソリ作業できちゃったりします。
私もWebライターとして独立することが決まったら会社の仕事にモチベーションが持てなくなったので、在宅ワークの時にはWebライティングの作業をちょいちょいやっていました。
・・・というのは全部ウソで、Webライターは在宅で作業ができるので、本業が終わって帰ってから作業しやすいことがメリットですね。
本業の合間に副業やっちゃダメですよ。絶対。
メリット5:ゆくゆくは本業とすることも可能
Webライターを副業でやっていくと、それを本業とすることも可能です。
最初はお小遣い稼ぎの副業として始めたのに、気づいたら稼ぐ額が多くなって本業にした人は何人もいます。
例えば、会社の業績が悪化して急にリストラされたとしても、Webライターとして稼ぐスキルがあればそれほど焦ることはないでしょう。また、主婦の方でも自分で稼ぐスキルがあれば、旦那の稼ぎに頼る必要もなく自立することができます。
いきなり本業でWebライターを始めるのはリスクが高いのでやめたほうがいいですが、副業でスキルや経験を積んだ状態であれば最小限のリスクで独立可能です。
デメリット1:稼げるまでに時間がかかる
あえてWebライターのデメリットを挙げるとしたら、稼げるまでに時間がかかることです。
いや、月5万円くらいのお小遣い程度であれば、頑張れば初月から稼ぐことはできます。ただ、Webライターの仕事だけで生活できるくらいまでになるには、それなりの時間が必要です。
そのため、副業でどれだけ稼ぎたいかは明確にすることは大切です。「副業だから月5万円で十分」というのであれば、これはデメリットには入らないでしょう。
デメリット2:不安定による収入減のリスク
2つめのデメリットは収入が不安定なことです。
Webライターはやったらやっただけ収入が増えますが、逆にいえば作業しなければ収入はなくなります。これは当たり前のことですが、副業をするうえでは結構重要なことです。
本業や家族サービスが忙しくて作業時間が取れなかったり、そもそもクライアント都合で仕事がもらえなかったりしたら、収入が減ることは覚えておく必要があります。
安定した収入を確保するためには、スケジュールを管理して作業時間を確保することや、複数のクライアントと契約して安定的に依頼をもらう工夫が必要です。
Webライターを副業で始める前に必要な3つの準備
副業でWebライターを始めるメリットは理解していただけたでしょうか。
「じゃあWebライターはじめてみよう!」という意気込みはよいのですが、Webライターとして活動するにはまずは準備をする必要があります。
ここでは、Webライターを副業で始めるために必要な準備について解説します。
準備1:PCとネット環境の整備
これは説明不要かと思いますが、Webライターを始めるにはPCとネット環境は必須です。
最近はPCを持っていない方も多く、「スマホだけでできませんか?」という質問をたまにもらいますが、とりあえずは「できません」と答えています。
いや、厳密にいえばできなくはないですが、長文の記事をスマホで打つのは大変ですし、クライアントへの納入がWordの場合も多いのでPCの方がやりやすいのは間違いないです。
長くWebライターを続けるつもりなら、PCは準備しておきましょう。
準備2:作業スペースの確保
一人暮らしの方なら問題ないのですが、家族を持つ方は作業スペースを確保しておいた方がいいでしょう。
リサーチや構成を考える程度であれば家族のいるスペースで隙間時間をみつけてできなくはないですが、記事の執筆はある程度まとまった時間をとって集中できるスペースでおこなうべきです。
特に長文の記事は集中しないと論理構成が破綻するので、子供がいきなり「あそぼーよー!!」とか言ってくる環境だと作業しづらいと思います(経験あり)。
家の中で作業スペースの確保が難しい場合は、カフェやワーキングスペースなどでもいいので、とにかく記事に向き合える場所の確保が必要です。
準備3:クラウドソーシングに登録
クラウドソーシングとは、仕事を頼みたい人と仕事を受けたい人をマッチングするサービスのことです。
Webライターを始めたからといって、実績がない状態では誰からも仕事をもらうことはできません。そのため、クラウドソーシングを利用して「初心者でもOK」の記事執筆案件を探して応募する必要があります。
そのためにも、次の2つのクラウドソーシングに登録しておきましょう。
そのほかにも、ココナラやシュフティなどWebライターの仕事を受注できるサービスはありますが、とりあえず上記の2つを登録しておけば問題ないです。
副業Webライターの始め方7ステップ
それではいよいよ副業でWebライターを始める方法を具体的にみていきましょう。
ここでは7ステップに分けて解説するので、一つずつ確実にこなしていってください。
ステップ1:興味のある案件に応募
まず、登録したクラウドソーシング内にある記事執筆の案件を色々とみていきましょう。
サービスによって仕様が異なりますが、仕事はカテゴリーごとに分かれていると思います。例えば、クライドワークスであれば「ライティング・記事執筆」というカテゴリーがあるので、そこから自分の興味のある案件を探して応募しましょう。
例えばキャンプを趣味としているのであれば、アウトドア系やキャンプ系の案件を選ぶと書きやすいのでおすすめです。
このときの注意点としては、いきなり高額の単価設定の案件に応募しないことです。高単価の案件は経験者向けのものが多いので、まずは「文字単価0.5円」のものや「初心者歓迎」と書かれている案件を狙っていきます。
低単価の案件で経験を積んで徐々に単価を上げていくのが、Webライターを無理なく続けるコツです。
ステップ2:テストライティングの執筆
ほとんどの案件にはテストライティングがあり、それをクリアして初めて仕事を受注できます。
テストライティングとは?
ライターのスキルを図るために、正式受注前におこなわれる執筆テストのこと。
テストライティングはクライアントによりまちまちですが、1,000文字〜2,000文字程度でおこなわれ、単価は500円程度の低単価の場合が多いです。
ただ、「テストライティング2,000文字で100円」という明らかに安すぎる単価設定をしている場合や「テストライティングに報酬は発生しません」という無料の案件は避けましょう。というのも、テストライティングという名目で記事を安く仕上げたいという悪徳クライアントもなかにはいるからです。
テストライティングでもしっかりと報酬を支払うクライアントであれば、ライターのことを尊重してくれる場合も多いので、そのような案件を選ぶべきです。
また、テストライティングの納期は1週間程度で設定されている場合が多いので、執筆ルールを確認しながら納期に遅れないように執筆して納品しましょう。
ステップ3:クライアントと本契約
テストライティングに合格したら、クライアントと本契約を結びます。
クラウドワークスやランサーズ経由であれば契約書をかわさずに執筆依頼に入る場合もありますが、業務委託契約書や秘密保持契約書、最近ではAIを使用していないことを約束する契約書などを取りかわすクライアントもいます。
サインしてPDFで返送や、契約書のサービスを利用して電子サインでの契約など、これもクライアントによりさまざまです。
一通り契約書の内容を確認し、明らかにおかしな内容や疑問点などがあればクライアントに確認しましょう。
ステップ4:納期の確認
記事執筆では記事のクオリティはもちろんのこと、納期を守ることも重要です。
テストライティングを通過し本契約を結んで、執筆依頼を受ける際には必ず納期の確認をしましょう。ほとんどのクライアントは執筆依頼の内容とともに納期も連絡してくれますが、納期が不明な場合はこちらから確認することも必要です。
もしクライアントが希望している納期に間に合いそうにない場合は、事前にそのことを伝え納期の調整をしてもらいましょう。
ステップ5:リサーチ
いよいよ執筆に入っていくのですが、はじめのうちはいきなり書き出さないほうがいいです。
記事を書き出す前に、その分野のプロフェッショナルになるくらいの気持ちでリサーチをしましょう。受注した案件が自分の得意分野であっても、改めてリサーチをして、「読者がどのような情報を求めているのか?」「上位表示されている他の記事ではどんな風に伝えているのか?」などについて時間をかけて調べます。
そうすることで、記事執筆が断然楽になります。
私はWebライターをはじめた頃は、リサーチした内容をマインドマップにまとめていました。マインドマップにまとめるのは時間もかかるし一見非効率にも思えますが、このまとめたマインドマップを見ながら記事執筆することで、正確な情報を記事に落とし込みやすくなりました。
とにかく、リサーチしながら書くのではなく、まずはリサーチしてその後に書き出すのを意識しておこないましょう。
ステップ6:記事の執筆
あとは、リサーチした内容をもとに記事を執筆していきます。
記事執筆時の注意点としては、執筆ルールやレギュレーションを確実に守ることです。規定の文字数を守ることは当然ですが、そのほかにもクライアントによって執筆ルールやレギュレーションが細かく設定されています。
例えば、次のようなものです。
- 他の記事やWikipediaからのコピペは禁止
- 文章生成AIの利用は禁止
- 語尾の「です。」「ます。」を3回以上繰り返さない
- 読者のことを示すときには「自分」ではなく「自身」とする
このように、大枠のレギュレーションから細かな執筆ルールまで、クライアントによって設定されています。
特にはじめのうちは、ルールやレギュレーションを何度も確認し、書いた記事がそれに沿っているか注意深くチェックする必要があります。あまりにルールを逸脱した記事を納品すると、継続してもらえないだけではなく悪意があると判断されると報酬が支払われない可能性もあるため注意が必要です。
ステップ7:納品&修正
執筆ルールも守って、品質的にも納得のいく記事が書けたらクライアントに納品します。
納品の仕方もクライアントによりさまざまですが、WordやGoogleドキュメントでの納品が一般的です。
納品後はクライアントが記事内容をチェックし、修正があればフィードバックとともに修正依頼がきます。はじめのうちは何度か修正依頼をすることになると思いますが、ここでメゲてはいけません。
クライアントからのフィードバックはWebライターとして成長するための何よりのアドバイスと解釈して、「ありがたい」という気持ちで修正しましょう。
修正が完了したら、これでその案件は終了となります。クラウドワークスやランサーズ経由で報酬が支払われるので確認しましょう。
副業Webライターが月5万円稼ぐコツ5選
未経験の方でもWebライターを始められるように、ステップごとに流れを解説しましたが、なんとなく理解いただけたでしょうか?
ここでは、「始めるのであればそれなりに稼ぎたい!」という人のために、副業Webライターが月5万円稼ぐ方法について解説します。
1万円や2万円であれば、特にコツもいらずに頑張れば達成できますが、副業で5万円となるとちょっとしたコツが必要になります。
私が副業時代に5万円稼ぐのには、たしか3ヶ月くらいかかったと思います。ここでお伝えするコツを守れば、初月から5万円達成も夢ではありません。ぜひ参考にしてください。
コツ1:文字単価が1円以上の案件を狙う
初心者の頃は「スキルがないから…」と低単価の案件にばかり応募しがちですが、ここはあえて1円以上の文字単価案件を狙っていきましょう。
というのも、文字単価0.5円と1円を比較すると、作業量が半分で5万円を達成できるからです。これは当たり前ですが結構重要な視点なのでちょっと計算してみましょうか。
文字単価0.5円で月5万円を達成しようとすると、10万文字を書く必要があります。月に作業できる日にちを20日間と仮定すると1日に5,å00文字書く必要があるということですね。
1日に5,000文字…。やってできなくはないですが、結構大変だと思います。初心者の頃は書くスピードも遅いので、感覚的には5〜6時間かかるんじゃないでしょうか。
毎日仕事が終わってから5〜6時間もパソコンに向かって記事を書ける人はいいのですが、多くの人はキツいでしょう。
そこで、文字単価を1円にすれば、5万円達成するのに1日の作業量が2〜3時間程度で済みます。これならなんとかできるイメージが湧くはずです。0.5円の仕事に比べればクオリティを求められますが、そうすることで成長スピードも上がっていきます。
月に5万円を目指すのであれば、ちょっと背伸びをした高単価の案件を狙う意識が大切です。
コツ2:長期契約が可能なクライアントを探す
単発の案件をこなしてさまざまな経験を積むのもいいのですが、やはりそれなりにWebライターとして稼ぐのであれば長期契約のクライアントから案件を受注するのが大切です。
長期契約であれば安定して案件が受注できるだけではなく、文章スキルやコミュニケーションスキル次第では、単価アップも狙えます。
1円の文字単価から始まったとしても、1.5円や2円への単価アップも可能です。そうなれば、より短い作業時間で月5万円の達成が見えてくるでしょう。
そのため、まずは募集文面で「長期契約可能」というような文言があるクライアントの案件に応募するようにしましょう。真面目に案件をこなせば、長期的な付き合いのできるクライアントが見つかるはずです。
コツ3:ポートフォリアを作り込む
先述しましたが、月に5万円稼ぐためには文字単価1円以上の案件を狙っていく必要があります。
それなりの高単価の案件には多くのライバルたちが応募してくるので、クライアントの目に止まるようなポートフォリオをしっかり作り込むことが重要です。
ポートフォリオとは?
自分のスキルや実績をまとめたもの。Webライターとしてのポートフォリオは、過去の執筆記事の実績が重要となる。
まだ初心者のうちはポートフォリオに掲載できる実績が少ないかもしれませんが、徐々に良質な記事をポートフォリオに貯めていくことで、クライアントからの案件獲得につながります。
またポートフォリオとは別で、どのような信念をもってWebライターをおこなっているのか、クライアントにとって採用した場合のベネフィットは何か、なども作り込んでおくとよいでしょう。クライアントに強烈にアピールできるポートフォリオやプロフィールが作れれば、月5万円に大きく前進します。
コツ4:本業の隙間時間にリサーチをする
Webライターとして副業で稼ごうとする場合、いかに隙間時間を見つけて作業するかがポイントになります。ただ、本業の隙間時間で執筆作業するというのはあまり現実的ではないので、リサーチにあてるのがおすすめです。
初心者の頃はリサーチの精度によって記事のクオリティは変わってきます。そのため、隙あらばリサーチするような心がけでいましょう。
今の時代、スマホがあれば本業の昼休憩中や出張の移動中、なんならリモート会議中に参加しているフリをしてリサーチをおこなうことだってできちゃいます(自己責任でお願いしますね)。
本業の隙間時間を有効活用することで月5万円の副収入にグッと近づくので頑張りましょう。
コツ5:寝る間を惜しむ
これは、半分冗談、半分本気の提案です。
やはり副業で稼ごうと思うと、どうしても時間の確保が必須になります。独身の方なら自分の時間を大いに副業に使えばいいのですが、家族を持っている方はそうはいきません。
家事や育児のサポートもやらなければなりませんし、家族サービスの時間も必要でしょう。そんな中で時間をどのように捻出するかといったら、個人的には睡眠時間を削るしかないと思っています。
実際に私も副業時代は午前1時や2時まで記事を執筆して、6時に起きて出社するというような生活をしていた時期もあります。
月に5万円稼ぐためにそこまでする必要はないかもしれませんが、頑張りどころを見極めて寝る間も惜しんで作業することも大切です。
副業でWebライターを始めるときの3つの注意点
副業でWebライターを始めること自体は簡単ですが、いくつかの注意点があります。その注意点を守らないとイタい目にあうかもしれないので、しっかり確認しておきましょう。
注意点1:「副業だから」という言い訳をしない
なにかと「副業だから」を言い訳にしている副業Webライターがいますが、絶対にやめましょう。
例えば、クライアントに対して「本業が忙しくて納期が遅れそうです」とか「副業なのでそこまでの対応ができません」などの言い訳です。
クライアントからしてみれば、副業だろうが本業だろうがどちらもプロのWebライターに依頼をしている認識です。そのため、副業を言い訳にするようなWebライターとは、いくらスキルがあったとしても長期的につきあいたいとは思わないでしょう。
また、クライアントに対しはもちろんのこと、自分に対しても副業を言い訳にしないようにしてください。例えば、「副業だからこのくらいのクオリティの記事でいいだろう」のようなものです。このようなマインドで活動しているようでは、いつまで経っても稼げるWebライターにはなれません。
副業でもプロのWebライターであるという意識を持って、妥協することなくおこなっていきましょう。
注意点2:会社にバレないように気をつける
これは会社が副業を認めているかどうかによりますが、認められていない会社の場合はバレないように気をつけなければいけません。
あくまで本業ありきでの活動なので、本業に悪い影響を及ぼしては意味がありません。
ただ、WebライターはYouTuberやセミナー講師のように、自分の顔と名前を公開しておこなう必要がないため、よっぽどのことがない限りバレる可能性は低いです。
会社にバレるとしたら、同僚や後輩にチクられるくらいです。なので、あまり会社の人に副業でWebライターをやっていることはいわない方がいいでしょう。
また、次のパートで解説しますが、確定申告のやり方で会社にバレる可能性はあるので注意が必要です。
注意点3:収入によっては確定申告が必要
会社員には馴染みがないかもしれませんが、副業Webライターとして一定以上の収入が発生すると確定申告が必要となります。
具体的には、副業で年間20万円を超える収入があった場合には確定申告が必要です。副業での確定申告は、納税義務や節税対策として必ずおこなうようにしましょう
また、確定申告のやり方次第で会社にバレる可能性もあるので注意が必要です。
副業で収入を得ると会社の給料と合算されて住民税が計算されます。この住民税によって会社にバレる可能性があるので、確定申告書の「住民税に関する事項」の欄で、「自分に交付」に⚪︎をつけるようにしてください。これにより、副業に関する住民税分を自分で払うことができ、会社にバレる心配がなくなります。
ここでは詳しく解説しませんが、Webライター業務は源泉徴収の対象となるため、確定申告により還付金を受け取れる可能性もあります。
はじめのうちは「このくらいの収入なら確定申告しなくてもいっか」と思いがちですが、年間20万円を超えたら必ずおこなうようにしましょう。
副業Webライターについてのよくある質問
最後に、副業としてWebライターをおこなう際によくある質問をまとめました。
回答とともに紹介するので、これから副業でWebライターを目指す方はぜひ参考にしてください。
副業だといくらぐらい稼げますか?
確保できる作業時間にもよりますが、私の場合は10万円くらいでした。
もちろん、もっと作業時間を増やしたり高単価を狙ったりすれば、さらに稼ぐことはできたかもしれませんが、ワークライフバランスを考えたらこのくらいが限界でしたね。
この10万円を少ないとみるか、多いとみるかは人によりますが、年収120万円アップを本業で達成しようと思ったら結構大変ですよね。どれだけ昇給しないといけないんだ、と。
そういう意味では、副業で月10万円稼げれば人生は変わらないまでも、多少の生活は変わると思います。
副業だとどのジャンルから始めればいいですか?
自分の得意なジャンルから始めてみましょう。
Webライターが受ける仕事のジャンルは本当に多岐に渡ります。「こんなジャンルの記事も募集かってるんだ!」と驚くこともしばしば。
なので、自分が少しでも興味のあるジャンルは片っぱしから検索してみて、募集がないかチェックしましょう。
主婦や大学生でもやれますか?
もちろん、やれます。
逆にサラリーマンが副業でおこなうよりも、時間に融通のきく主婦や大学生のほうがWebライターに向いているとすら思っています。
気になる主婦や大学生の方はぜひチャレンジしてみてください。
Webライターはどのような人が向いていますか?
責任感があって文章を書くことに大きな抵抗がなければ、誰でもできると思います。
そういう意味では、サラリーマンとして普通に働けている人は向いていると思います。メールや報告書で文章を書いているでしょうし、責任感がなければそもそもサラリーマンとして働けないはずなので。
Webライターに向いている人に関しては、こちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方はあわせてチェックしておいてください。
まとめ)ローリスクですぐに始められるWebライターは副業に最適
本記事では副業でWebライターを始める方法やメリット・デメリットなど、副業Webライターの実態について解説してきました。
「Webライターを始めてみたいけれど本業が忙しくてできるか不安」という方は多いと思いますが、もし失敗しても何かを失うわけではないので始めてみることをおすすめします。
繰り返しになりますが、色々な副業を試してきてこれほど副業に最適な仕事はないと思います。
もちろん、それなりに頑張る必要はありますし大きく稼ぐにはスキルの習得は必要です。ただ、やったらやった分だけ稼げるのがWebライターの魅力です。
ローリスクで確実に稼げるWebライターを副業として始めてみましょう。本記事をきっかけに副業Webライターが増えることを願ってます。